ダイエットがわかる
ノルアドレナリンの分泌は自律神経の働きで全身的にコントロールされているため、どのような刺激をもってしても、都合よく局所的に集中して分泌されることはありません。
しかも、百歩譲って万が1、体脂肪が局所的に燃焼して、白色脂肪細胞の中に蓄えられている中性脂肪が分解されたと仮定しても、それで脂肪がなくなるわけではありません。
中性脂肪が分解してできた遊離脂肪酸が血液の中に入って全身を回る過程で、よく体を動かして運動のエネルギー源として使ってしまわなければ、それらは膵臓に入って再び中性脂肪に再合成され貯蔵されてしまうのです。
何度も言いますが、運動もせずに楽して体脂肪を燃焼させることはできないという結論になります。
アミノ酸やプロテインを飲めば筋肉が増えるわけではありません。確かに、アミノ酸やプロテインは筋肉を作るタンパク質の材料ですが、これらを含む飲料やサプリメントを摂っていれば、それだけで楽々筋肉が増えるということはありません。
過剰な期待は禁物です。
筋肉を増やすためには、あくまでもお話ししたようなレジスタンス運動を反復することが必要です。
筋力トレーニング抜きで楽々筋骨隆々とはいきません。
では、このようなトレーニングの前後にアミノ酸やプロテインを摂ると、説明書きにあるように、効率よく筋肉を増やせるのでしょうか?ここで大事なことは、摂取するアミノ酸やプロテインの量とタイミングの問題です。
市販されているアミノ酸飲料は1本あたり10〜20グラム程度のアミノ酸しか含まれてぃません。
このくらいの量では、残念ながら筋肉の量が増えるまでにはいたりません。
筋肉を作るためには、1日にして体重1キログラムあたり2グラム前後の量のタンパク質が必要とされているので、プロのスポーツ選手などは、食事の他にアミノ酸を摂ったり、トレーニング前後はもちろん、就寝前30分〜1時間など数回に分けてプロテインを飲んだりするといいます。
就寝前にも飲むのは、眠りにつくと成長ホルモンが分泌され、その働きで筋肉が作られやすくなるといわれているからです。
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